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Choku KIMURA
木村 直
私にとって生涯のテーマである「ハンセン病療養所を見つめる」ということは、不条理を見つめることに他ならない。何故、私は不条理を見つめるのか。何故ならそれこそが、この世に私を生かし、世界を創造していく力になるからだ。私が生まれたこと、そして死ぬこと、そして誰かと出会うこと、幸福と不幸に悩まされること、もしくは命自体、それらを不条理なことだと私は思う。これらを誤魔化さず、見つめ続けるために地球派という拠り所が必要だ。
木村 直「地球派に今思う私のこと、本展示への寄稿」地球派-不条理を見つめるということ、あるいは空虚への抵抗-プレスリリース寄稿文より(2022年)
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